“トイレ籠城”秘策は トイレの長時間利用の背景やTV局のトイレ事情

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2023.01.26 『TBS NEWS DIG』  

概要

  「トイレ籠城」という言葉はご存じでしょうか?今、長くなっているというトイレの滞在時間。15分以上滞在する人が増えているようです。「トイレの進化」「ここまで来た日本のトイレ」「和式は消えていく」などスタジオで見ていきます。  

増える!?「トイレ籠城」 1人で30分利用も?

  齋藤慎太郎キャスター: トイレに長居するという方も増えているということで、「トイレ籠城」という言葉も出てきているようです。   【トイレの滞在時間】(オフィス・個室の平均) ▼1965年:男性 5分/女性 1分30秒 ▼2021年:男性 6分52秒/女性 2分32秒 ※日本トイレ協会会員 コマニー(株)調べ   1965年と2021年を比べると、女性が約1分、男性は2分も増えています。   【滞在時間の割合】(オフィス・個室) ▼0~5分=36% ▼5~10分=36.5% ▼10~15分=15.8% ▼15分以上=11.8% ※バカン調べ   トイレに10分~15分以上いる人が全体の約3割です。   20代女性「一人になれる空間ってトイレだから(スマホ)いじっちゃう」 30代男性「(トイレが)キレイだとついつい長くなっちゃうことがある」  

洋式化で利用時間長く? 「トイレ籠城」 背景は?

  1904年(明治37年):日本に初めて水洗和式便器が製造される 1959年(昭和34年):洋式トイレが普及し始める 1970年代後半:洋式の出荷が和式を上回る ※一般社団法人日本レストルーム工業会「トイレナビ」より   さらに▼外国人観光客が増えてきたこと▼バリアフリー化が進んだこと▼東京オリンピックが開催されたこともあり、公衆トイレも洋式化が進んでいきました。そして、東京メトロでは2020年3月末で全駅での洋式化が完了したということです。  

国も推奨 「快適トイレ」 長時間利用の弊害も…

  実はトイレの進化が止まらないそうです。トイレになんと国が注目しました。   2015年:内閣府の有識者会議「暮らしの質」向上検討会が提言 →「ジャパン・トイレ・チャレンジ」と銘打って、国の成長戦略としてトイレを位置づける   進化して心地よいトイレが増えてきました。 東京の渋谷ヒカリエShinQs「スイッチルーム」のトイレはそれぞれのフロアにありますが、地下3階は木目調でキレイなトイレとか、中にはラウンジが付いたトイレもあって、そこでゆっくりできる場所にもなっているそうです。   【芸術的すぎる公衆トイレ】 ▼建築家の隈研吾さんがデザインした渋谷・鍋島松濤公園のトイレ ▼建築家の安藤忠雄さんがデザインした渋谷・神宮通り公園でのトイレ   こういった特徴的なトイレに入るとゆっくりしたくなっちゃうと思います。   【トイレに長居すると…】 草間かほるクリニック 草間香院長 「『長時間のいきみ+冷え』で肛門に負担がかかり、血の循環が悪くなるため痔になりやすい」   ――どうしたら“痔”になりにくいのか?   草間院長 「ロダンの『考える人』のように体を少し前に傾け、かかとを上げるなど、足を高くすることで腸がまっすぐの状態になり体への負担が減らせる」   ホラン千秋キャスター: ヒカリエなんかすごくわかります。花粉を吹き飛ばしてくれるジェットがあったり、トイレに付加価値をつけている商業施設が増えてきているなと思います。  

和式トイレは“絶滅種”? 根強い支持者も

  齋藤キャスター: では和式トイレは消えていくのでしょうか。   【洋式・和式 便器の出荷比率】 ▼洋式:17%(1963年)→50%(1976年)→99.8%(2021年) ▼和式:83%(1963年)→50%(1976年)→0.2%(2021年) ※出典:TOTO(株)   TOTO株式会社担当者「『公共施設では不特定多数が使用する便座に触れたくない』というお客様がまだ一定数いらっしゃるようです」   ――どんなときに和式トイレを利用するのか? SNS「急いでいるときは並んでいない和式を使っている」   【和式トイレの最高峰】 ▼ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」のトイレ 1935年:料亭の宴会場として建造 →「お大尽気分」で優雅に過ごせるようトイレも豪華なつくりに ※企画展開催時のみ一般公開 ※「めでたづくし×百段階段」3月12日まで開催中   歴史・時代小説家 今村翔吾さん: 江戸時代の1700年代ですけど、トイレにこもって12時間ぐらい出てこなかった人の話があるので、ある意味何百年たっても変わらんような話をやってるんやなと。それはライバル企業の茶屋の“営業妨害をするために”でした。  

テレビ局のトイレ事情

  2023.01.25放送の「スッキリ」より   モデルのみちょぱこと池田美優が、トイレの個室に長時間居座ってしまうタイプであると告白した。   みちょぱは「私も結構長い人なんで…」と申し訳なさそうに切り出すと「携帯とか見ちゃう。言い訳じゃないが、本当に昔から長い。家でも30分ぐらい居座る」と話した。   長時間居座ってしまう理由については「全部出きらないと出たくない」ともコメント。だが「偉そうに言うわけじゃないが、誰かが入ってきたとか、混んでそうな時は出ます。音がしたら出ます。そこだけは言いたい」「周りの音は聞いてます」と誰かが入ってきたと分かった時には、すぐに出るようにしていると強く訴えていた。     ある企業では、トイレの混雑具合をモニターでそれぞれの個室に表示するようになり、籠城が減ったと紹介。加藤浩次は「ここまでやんないとダメか」と苦笑い。「お腹が痛いとかが仕方がないけど、スマホとか見てるんでしょうね」と想像した。   松田丈志氏は腹痛で困った経験などもあるといい「公共の場なら用を終わらせたらすぐに出て欲しい」と訴え。   すると加藤は「日テレはあんまりない」と、日テレでは、個室が長時間空かないという事態は少ないと指摘。岩田絵里奈アナも「まったく困ってない。トイレは充実している」とコメントだ。   加藤は「他局を言って申し訳ないが」と切り出し「TBSさあ、昼時、楽屋のそばに3つ(トイレが)あるけど、(1カ所行くと)いっぱい、お腹痛いと別に行ってもいっぱい、また戻って…という時があるのよ」と、どのトイレも個室がいっぱいで困ったと言う経験を吐露。「個室が少ないというのもある」と語った。   これに宮崎哲弥氏も「日テレとフジは(トイレが)充実している」と加藤に同調していた。
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